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春日若宮社 (奈良市中辻町) : ミニ英和和英辞書
春日若宮社 (奈良市中辻町)[かすがわかみやしゃ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [はる]
  1. (n-adv,n-t) spring 
: [にち, ひ]
  1. (n-adv,n-t) sun 2. sunshine 3. day 
若宮 : [わかみや]
 【名詞】 1. young prince 2. shrine dedicated to the son of the god of the main shrine 3. newly built shrine
: [やしろ]
 (n) shrine (usually Shinto)
: [りょう]
 【名詞】 1. good 
: [し]
  1. (n-suf) city 
市中 : [しちゅう]
 【名詞】 1. in the city 
: [なか]
 【名詞】 1. inside 2. middle 3. among 
: [つじ]
 【名詞】 1. street 2. crossroad 
: [まち]
 【名詞】 1. (1) town 2. (2) street 3. road 

春日若宮社 (奈良市中辻町) : ウィキペディア日本語版
春日若宮社 (奈良市中辻町)[かすがわかみやしゃ]

春日若宮社(かすがわかみやしゃ)は、奈良県奈良市中辻町にある神社春日造の小祠に覆屋がある〔奈良市史編集審議会編『奈良市史 社寺編』、吉川弘文館、1985、p.147〕。手前に天保12年(1841年)と嘉永2年(1849年)の石灯籠がある〔。
祭神は天児屋根命の御子、天忍雲根命である〔。
== 概要 ==
奈良坊目拙解』に「春日神社 在肘塚松樹本」とある〔。この小祠が宝永3年(1706年)に焼失したが、その際御神軀である圓器は松樹の上に飛び上がり難を逃れたという〔。人々これを奇しきこととして、同年小祠を造営して遷座したことなどが記されている〔奈良坊目拙解〕〔。
一説には、玄昉塚が同所にあり、その霊を祀っていたのが、後に春日大明神と呼ぶようになったともいうが、その実はわからない、とある〔平城坊目考〕〔。玄昉の筑紫国での憤死の際、遺骸が飛来し、肘(かいな)が落ちたところに作った塚を肘塚(かいなづか)といい、隣町の肘塚町の由来ともなっているが、その肘塚は正しくは中辻町西側会所の裏の路傍にあるという〔『日本歴史地名大系. 第30巻 (奈良県の地名)』 (平凡社 1981年) p.515〕〔。この塚の伝説に付会して記されたものであろう〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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